こんばんは、梅雨でジテツウができず辛い日々を過ごしていますなっつです。
今回は新しく買った(とは言っても一括1円ですが)ケータイのレビューをしていきます。
名前はRakuten Mini
楽天モバイル初のオリジナルブランド端末です(設計,製造はもちろん別メーカーですが)
デザイン
他の皆さんもレビューされているのでどうでも良いだろうと背面の画像だけです。
定価で2万円という価格の割に悪くないデザイン、質感です。
今どきのケータイとしては指紋センサーが足りませんが安いので良いでしょう。
デザイン面で面白いのはストラップホールぐらいですね、使ってないのでどうでも良いですが。
あとeSIM専用機なのでSIMスロットがありません、筐体設計が楽になったでしょうし防水端末ではあそこにチリがたまって気分が良くなかったのでeSIM化は良いことだと思います。
3.6インチの使い方
最初の写真を見ても分かるとおり標準的なドロワー(Nova Luncher)を使うには少し小さいので指が太い、タッチパネルに反応して貰えないことが多いという方には向かないでしょう、大人しく標準のドロワーを使ってください(アレはアレで不便ですが)
また、動画を見るにも不便ですね、せっかくのパケット無制限プランだから動画を見て何十GB分も観てやろうという方もいるでしょうが目が疲れて目薬代がかかってしまいます。
そしてキーボードもかなり厳しいです、QWERTYはまず無理でなんとかフリック入力を練習していますがそのフリック入力ですら誤タップすることがあります、ケータイのテンキーパッドが欲しいぐらい。
そんな中で一番向いている仕事はやはり音楽プレーヤーかと思います。
自分はApple Musicを使っているのですがこの画面サイズでも十分に使えるUIで逆にWALKMANのような親近感すら感じます。
ですが有線、無線問わず音質は中の下クラスなのでネットラジオかお外でテキトーに聞くような用途がオススメです。
カメラ性能
アウトカメラ,インカメラ共にゴミです、まあ事故ったときの証拠写真用とかQRコードを読むときには使える程度なので良いでしょう。
他の方がGoogle Pixel用のカメラアプリを入れると良いよって書かれていたので試してみましたがAI処理チップが入っていないからかプチフリばっかりで実用には至りませんね、諦めましょう。
スペックとか体感スペックとか
主要スペックとしては
SOC:Qualcomm SDM439
RAM:3GB , ROM:32GB
BATT:Li-ion 1250mAh
って具合です。
目に見えた低スペックですがRAMは十分(自分の用途では平均60%使用)で処理落ちもまれです。
電池持ちもバッテリーセーバーを入れて使用すれば2日は保ちます(バッテリーセーバーを入れても特に機能制限は出ないようなのでオススメ設定)
まあ1円ケータイだしというバイアスが掛かっているからかは不明ですがしっかりと用途を選べば十分に使えるケータイです。
ちなみに自分はインスタやメルカリをブラウザ(Chrome)アプリで使用しているのもプッシュ通知などが出ないため電池持ちなどに貢献しているかと思います。
人権ないわ pic.twitter.com/LFmUHUg4lg
— なっつ (@Nlab_c) 2020年5月30日
あまり気にならないところですがセキュリティパッチレベルが低いですね、早くアプデ出して欲しい。
まとめ
普通に使える一括1円ケータイの再来!
こんな感想ですね、現在は新古相場も1万円を切っているので数年前のような買い回りをして中古屋に売って儲かるといったレベルではないですがこれぐらいが健全で良いと思います。
これはただの政策批判ですが総務省が数年前からやっている「端末販売の適正化」などという動きによって自分のような一般ユーザーが利益を被ることはないと思っています、むしろ以前のような過当競争の状態の方がユーザーに利があったと思います。
キャリアさんと繋がってて良い感じに値上げできるように誘導してるんですかね?
対応周波数変更問題
最近ホットな話題ですがこのRakutenMiniはなんと公式発表をせずに対応バンドを変更していたらしいです、ちなみに自分の個体は中期モデル(現時点での分類)なので問題となっている個体です。
普通に使っていて何不便に感じることはないので使い続けますが面白いのは法的にはどういう扱いとなるのかです。
恐らく技適関連の電波法違反となるでしょうが果たして責任を問われるのは局免を包括免許として受けている移動体通信事業者(楽天モバイル)なのか無線従事者となるユーザーなのか、もしユーザーの責任が問われるとしたら自分のように問題を認知していたユーザーのみが罪に問われるのか全てのユーザーに責任が問われるのか、とても興味があります。
それではこんな所で、また来週!