こんばんは、図書館に行くのがめんどくさいのでネットで帯出延長しようかと思って利用者ページにログインしようと思ったら跳ねられました、なっつです。
どうにも不運でしょうが無いのですがミニ旋盤が届いたので別に気に病むこともありません、旋盤は心に安寧をもたらします。
さて、今回のネタは上のどちらでも無くカメラについてです。
まずは製作の動機について
このツイートをご覧ください
大都会シティなのでキジが平然と闊歩してる pic.twitter.com/1ZRn86QFf3
— なっつ (@Nlab_c) 2020年5月4日
通称キジ事件ですが(?)この後このキジは飛んでくれました、もちろん自分もカメラで追いました、が!望遠端200mmのフレームではすぐにキジが逃げてしまい残念ながら写真に収めることができませんでした。
そこで考えたのが通常のファインダー以外にもう一つファインダー(サイト)を付けようということです。
現在まさに野鳥撮影用にNikonとOLYMPUSがドットサイト照準器というものを出していますね、ですが高い!誰が偶発的に起こるシャッターチャンスのために1万半も出すか💢ということで自分もサイト(照準器)を作ろうということになりました。
製作過程
まずはどんなサイトを作るかを考えます。
照準器とも言うだけあり銃器のものが参考になります。
まず検討したのは既製品と同じドットサイト、使ったことはないのでなんともですが電源が必要なことや結局既製品の下位互換になってしまうことが明白だったのでやめました。
次に検討したのが採用となったアイアンサイト(オープンサイト)
よく拳銃などに採用されていますね、そのことからも分かるとおり出っ張りが少なく、とても軽量です。
製作が容易そう(全パーツ3DPで作れそう)でまあ既製品より良いところもあるしいけるだろって事で採用です!
条件はホットシューに照門、レンズフードに照星を付けると言うことで後は適当に現物合わせです。(Nikon D5100,DX18-135mm F3.5-5.6G)
それではFusion360をぐりぐりと
そうしてできたのがこれ!
総火演観ながらカメラ用のアイアンサイトなど作ってた
— なっつ (@Nlab_c) 2020年5月23日
存外似合うので細かいところ詰めて照星も作るか pic.twitter.com/mRu47R8L2P
なかなか様になっていたのでパパッと後のパーツも描いてできたのがこちら
カメラ用アイアンサイト(オープンサイト)でけた!
— なっつ (@Nlab_c) 2020年5月23日
使ってみると案外便利だし付けた様もなかなか気に入る出来ですわ pic.twitter.com/rScVdVZFxp
もうまんまTwitterの埋め込みで申し訳ないですがこんな感じでした。
フィールドテストもしましたがドシンプルな構造からも分かるとおり決して壊れずそれなりの働きをしてくれました。
まとめ
3Dプリンター楽しい!Kaizen(改善)はめっちゃ楽しい!
まあめんどくさいのでまとめです、だってさほど使ってないもん!
動機の所でも書いたとおり望遠端で高速の移動体を追いかけるなんて半年に一回あるぐらいかの話なのでね。
でもやはり3Dプリンターで自分の思うものを作れたときは気分が良いですね、他人が製品化するのに期待するより自分で作った方が圧倒的に早い。
今回はこんなところで失礼させていただきます、今回のアイアンサイトのSTLデータはご希望が有れば差し上げますのでコメントでもTwitterでもご相談いただければと思います。
近況報告
my new gear... pic.twitter.com/cppdck8yoP
— なっつ (@Nlab_c) 2020年6月6日
中華旋盤届きました、また記事にしますので乞うご期待
女性声優に還暦祝われたいだけの人生だった#木谷還暦
— なっつ (@Nlab_c) 2020年6月5日
睡眠時無気力症候群
— なっつ (@Nlab_c) 2020年6月3日
今日も今日とて漠然とした将来への不安
— なっつ (@Nlab_c) 2020年5月31日