限界放大生の雑記

自転車や電子工作、Roseliaなどが好きな会社人兼放送大学生のブログ

シフトレバー ALFINE SL-S503 のプチ修理

おはこんばんちわ、AfterglowのAs everなど聴きながらブログを書いています、なっつです(この掴みが腐らない内に公開したいですね)

 

さて、今回は表題の通りシフトレバーの修理です。

といっても大したことでは無かったのですがもしかしたら同じ悩みを抱えている方もいるかも知れないのでここに記しておきます。

 

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機体はCYLVA F8Bです、ハンドル周りはロックオン式エルゴグリップにシマノ製2フィンガーブレーキレバー、そしてSL-S503とブリジストンらしい堅実な構成で気に入っています。

故障の状況

この動画の通りシフトアップレバーを押し込んでも変速ができない(ALFINEはローノーマルなのでシフトアップが巻き取り動作)って感じの症状です。

その他の状況もまとめると

  • シフトアップできない
  • 一ヶ月前まではできた
  • 押し込む角度(僅かなガタ)を変えるとシフトアップできたりする
  • 日によって調子が異なる

 

修理

シマノのEV(https://si.shimano.com/api/publish/storage/pdf/en/ev/SL-S503/EV-SL-S503-3303A.pdf)を参考にパカッと開腹して中を覗いてみるとこんな感じでした。

見たところ”シフトアップレバーにリンクしてるラチェット爪の戻りが悪い”ってな感じですね。

原因は爪の軸に塗られてるグリスが固まってる事(寒さ&風化?)とおもわれます。

 

本当は完全にバラしてグリスを塗り替えるべきなんですが流石にめんどくさいので5ー56を注して何度か操作すればこの通り!

 あとはインジケーターに気をつけてガワをハメるのみです。

 

まとめ

冬は機械を使うな

全てにおいてクソ田舎の寒さが悪いです、冬は沖縄にでも行きましょう。

そして5ー56は全てを解決しますね、外装剥いでとりあえず5ー56掛けておけば何とかなるでしょう。

 

 

おまけ(内装8速に対しての所感)

この子は日本では搭載実績の少ないNEXUS(ALFINE)8速を積んでいるのでそれについて気になることを

まずメリット

  • ノーメンテでも走る
  • チェーン(ベルト)ラインが気にならない
  • 変速比(ハイ/ロー比)が304%と高め

ノーメンテで走るって言うのは実際買ってからノーメンテだからです、もしかしたらオイルディップなどのメンテをすれば更に快調に走るかも知れません。

チェーンラインが気にならないとは書きましたがギアポジションによっては露骨にフリクションロスが増えたなと感じたりします、変速調整は完璧なので固有のものでしょうがある意味チェーンラインのような問題とも言えますね。

変速比はカセットスプロケで言えばおおよそ11-34と同じぐらいです、フロント変速を搭載しにくいのでこれぐらいあった方が都合が良いのでしょうしね。

 

お次にデメリット

  • 重い(前後の重量比が異常)
  • フリクションロスが気になる
  • タイヤ交換がしにくい

って感じです。

 まあどれも皆さん分かってるでしょうし詳細は省きますが特別デメリットが目立つわけではありません、用途に合わせて選んだのであれば気にならないでしょう。

特にオチは無いんですが外装変速とは違う面白さがあるので皆さんもぜひALFINE(8/11s)を使ってみましょう!