こんばんは、健康で文化的な生活を目指して日々生きております、なっつです。
なのでガッコでTwitterに興じる時間を削り、小説を読みはじめました。
今回はその話です。
(この小説を読むとカメラ欲が刺激されます、自分はこれのせいでNikon D600とPENTAX Qが生えました、注意されたし)
アニメ「氷菓」が好きだったので米澤穂信先生の「古典部」シリーズを一通り読み、次は何を読もうと考えていたところでサジェストされたのが柊サナカ先生の「谷中レトロカメラ店の謎日和」でした。
まずはどんな本かも分からないので某メルカリで買うという愚行をしましたが2巻はしっかりと買いました()
ストーリーとしては3代に続く写真機店(フィルムカメラのみの扱いで修理も受ける)の店主今宮龍一(30代)とそこでアルバイトとして雇われることになった山之内来夏(20代未亡人)の仄かな恋模様とそこに訪れる客とカメラのお話です。
このミス大賞シリーズということで分かるとおりその一章一章が推理仕立てになっています。
次に一番面白かった話を紹介しようかと思ったのですがそれを選ぶのがなんと難しいことか、強いて言えば10本ぐらいには絞れるのですが(2巻で全15章)それからが難しい。
みんな読めよ!読めば分かる(投げ)
と言って何も紹介しないのもアレなので第1巻(無印)から軽く紹介できる物を1本紹介します。
- 第三章 小さなカメラを持った猫
この話で出るカメラは「パワーショベル ハリネズミカメラ」です。
110フィルムのかわいいカメラですね、未だに少数ながら110フィルムの生産は続いているようでまだまだ使えそうです。
ですが作中にもあるとおりSS固定でレンズも暗く、フィルムの感度も低い物が多いので本当のおもちゃですね(現像代を考えるとデジタルハリネズミの方が良い?)
あらすじを言えば、保護されていた野良猫(地域猫)の首輪にハリネズミが着けられていてそれが今宮写真機店に持ち込まれた、という事から始まり...
と書いていこうと思ったのですがネタバレをせずに文字に起こそうとするとあまりにも説明し難い感じだったので諦めました、読んでください()
謎解きもカメラに関わった物が多く、今宮の観察眼が凄いとしか言い様がありません。
いやー、ミステリー小説の作家さんって凄いなあ
因みに柊サナカ先生はTwitterもやられているそうです。
さて、めっちゃ雑に紹介しましたがこのシリーズの良さが分かったでしょうか、分からないと思うので買って読みましょう😅
カメラの魅力を知っている人には当然、自分のように人の死なないミステリー(なんて言うんですか?)が好きという方にはオススメできる一冊です。
因みに謝辞に述べられている日本カメラ博物館、恥ずかしながら見に行ったことがないのでラウクレのついでに行こうと思います。
うちにもハンザキヤノンが欲しいなあ!!!
2巻との間が開いていて少し心配ですが3巻の発売を待つ間は柊サナカ先生の別の小説も読んでみたいと思います。
今回は以上です<(_ _)>
あとこちらのサイトさんに作中に出てきたカメラが全て載っています。
ほとんどが名機と名高い物ですが何にもストーリーはあるものですね。
近況報告
北陸新幹線が仮復旧したようでえきねっとで予約できるようになりましたね、自分も応援ということで1枚予約しました。
話が変わりすぎてアスペを疑われるかと思いますが話を変えます。
先に書いたNikon D600は一時期新機種に交換になるということで話題になった?半リコール製品です、内容はローパスフィルター上に何らかの理由でゴミが乗ってしまうというもので私の物も例に漏れずゴミゴミでした、でも絞り開放辺りで撮ってると気付かないんですよね。
ということでNikonへ修理に出し、作業内容はお掃除、シャッターユニット交換ということで帰ってきたのですが未だゴミが乗っています。
100ショットぐらい撮っても残るようだったらまた修理に出そうと思います、はよD610にならんかなあ(心の声)